LA VIE EN ROSE in der Schweiz

スイスの田舎在住のMikiと申します。 スイス人の夫と楽しむ毎夕食の記録・・・という地味なブログです。 毎日こんな景色を眺めて暮らしております。 過去記事から旅行記をピックアップして、新たに「旅行記」としてアップしていく予定です。

カテゴリ: スイスでの生活あれこれ

【これは超個人的な備忘録ですが、どこかでどなたかのお役に立てば・・・と思いUPします。】

スイスで入籍、日本への婚姻届の提出、氏の変更が終わり、次はパスポートの記載事項変更!

「変更」と言っても、一度発行されたパスポートはそのまま期限まで使用します。
そんな訳で、氏名や本籍地に変更があった場合は、別ページにその事実を記載してもらうのです。

私の場合は、氏と本籍地を変更したことが記載されています。
もちろん「大使館によって変更されました」という文言もしっかり!(笑)

この際には、氏の変更後の戸籍謄本が1通必要となります。

海外での結婚となると、日本在住の家族のヘルプが必要になって来ますね。
それに手続きがたくさんあります。

他にも必要な手続き(例えば在外選挙、運転免許などなど・・・)がありますが、
実際に私が経験したら、またこちらに記録として残したいと思います。

【これは超個人的な備忘録ですが、どこかでどなたかのお役に立てば・・・と思いUPします。】

スイスでの入籍を済ませ、日本側でも婚姻届を提出し、次は「氏の変更」です。
外国人と結婚した場合、婚姻によって日本人の氏が変わることなありませんが、
もちろん変えることは可能です。

婚姻後6か月以内に限っては、家庭裁判所の許可を得ず、氏の変更が出来ます。
婚姻と同時に変えることも可能だそうです。
(たぶんこれは本籍地を変更しない場合だと思うのですが・・・)

日本人同士の結婚の場合は婚姻と同時に氏が変わるので、
「そういうものだ」と捉えることも出来ます。

外国人との婚姻によって氏が変わることがないと言うことは、
「変える必要がない」からかしら・・・と、この氏の変更については随分悩みました。
届出に大使館へ行ってからも、「本当に変える必要があるのか?」と、まだ悩みました(笑)

でも、変えました。
大使館の方が「どうぞ迷って下さい。でも、日本でも結婚したらどちらかの姓を名乗りますよね。」と、
何気なく言われた一言で、変えようと思いました(笑)

これは人それぞれでしょうが、私の場合、
ここスイスでパートナーと人生を一緒に生きて行く覚悟のようなものです(笑)

またまた例は『山田ハナコ』さんにします(笑)
お相手の姓はFederer(フェデラー/スイスのテニスプレイヤーから拝借/笑)さんの場合。

スイスでは、下記のどれかを名乗ることになります。
1.Hanako Yamada
2.Hanako Yamada-Federer
3.Hanako Federer-Yamada
4.Hanako Federer

日本側では、「フェデラー ハナコ」さんになる訳です。

日本での氏を変更する際には、自分が筆頭者になっている戸籍謄本を1通準備します。
婚姻届を出し新しい戸籍が編成されるまでに、およそ1か月。

そんな訳で私の場合、氏の変更は婚姻届を提出して、2か月経った頃に手続きを取りました。

氏を変えると、当然パスポートも!
それはまた別の記事を書かせて頂きます(笑)

【これは超個人的な備忘録ですが、どこかでどなたかのお役に立てば・・・と思いUPします。】

スイスでの入籍を終え、今度は日本の婚姻届の提出です。

日本の婚姻届を提出しない限り、日本で私は「結婚している」ことにはならないのです。

そこで日本大使館へ赴きます。
用意して行く書類は次の通り。

◆ 婚姻証書:婚姻地の戸籍役場(Zivilstandsamt/Etat civil)発給のもの。
(ドイツ語圏の場合 :「Trauungsurkunde」または「Auszug aus dem Eheregister」)
◆ 婚姻証書の和訳 1通
◆ 外国人配偶者のパスポート
◆ 外国人配偶者のパスポートの和訳
◆ 発行から6か月以内の戸籍謄本(「戸籍抄本」「全部事項証明」「個人事項証明」でも可)
◆ パスポート

大使館では、以下を記入します。
◆ 婚姻届書 2通
(ただし、婚姻届と同時に本籍地を変更する場合は3通記入。)

和訳については、大使館のホームページに和訳例が掲載されているので、
相手の名前等を当てはめるだけの簡単さです。

そして、この婚姻届が受理されたと同時に、日本でも結婚しているということになるのです。

でも、日本人同士の婚姻のように、婚姻届によってどちらかの姓を選ぶということではないのです。
この時点では私の名前は変わりません。

それで不都合がないという場合は、そのまま日本での名前を変える必要は特にないようです。
・・・が、私は変えることにしました(笑)

その手続きについては別記事を書かせて頂きます。

【これは超個人的な備忘録ですが、どこかで誰かのお役に立てば・・・と思いUPします。】

昨日、スイスでの入籍を終えたので、それにまつわるあれこれ、書いてみたいと思います。

<スイスでの婚姻に関して、必要な書類等>

まず、日本大使館で申請が必要なものは次の通り。
◆Geburtsbestätigung(出生証明)
◆Ledigkeitsbescheinigung(婚姻用件具備証明)
または
◆Ehescheidungsbestätigung(離婚証明/私の場合、離婚歴があるのでこちらが必要)

<出生証明の申請に必要な書類等>
◆戸籍全部事項証明書(謄本)
◆パスポート
◆住所を立証できる文書(私の場合、税金を支払った際の通知を使いました)

<離婚証明の申請に必要な書類等>
◆戸籍全部事項証明書(謄本)
◆パスポート
◆住所を立証できる文書(私の場合、税金を支払った際の通知を使いました)
◆改製原戸籍
 (戸籍謄本には、離婚日は記載されているものの『婚姻日』が未記載。
  離婚証明には婚姻日も必要なことから、婚姻日の記載されている改製原戸籍が必要)

婚姻までにスイスで住民登録を行っている場合は、
Wohnortbestätigung(住民票のような書類。ここでは住民票と呼びます)も必要です。

下記の書類を用意して、Zivilstandsamt(戸籍役場)へ提出します。
◆双方の住民票
◆双方のパスポート
◆(外国人の)出生証明(ここでは私の出生証明)
◆(外国人の)離婚証明(ここでは私の離婚証明)
◆申込書

提出後、Zivilstandsamtでこれらの書類を全て検証して、その後連絡が来ます。
ここまでおよそ1週間。
私たちの場合は、入籍のハイシーズン(!)ではなかったので、なんと2日ほどで連絡が来ました!
そして、ZivilstandsbeamterまたはZivilstandsbeamtinと呼ばれる役所の方にアポイントメントを取り、
書類に間違いがないかの確認や、新しい名字をどうするかの選択をします。
私たちを担当してくれたZivilstandsbeamtinは偶然パートナーの知り合いであったこと、
彼女がゆっくりと標準ドイツ語で話してくれたこと、時々英語を交えながら説明してくれたことで、
あまり緊張せずに済みました。
このアポイントメントの日から最短で10日後、最長3か月以内に入籍することができます。
そこで一番早い日を選び、入籍の日(11月2日)となりました。

ちなみに新しい名字の選択ですが、4つのバリエーションがあります。
山田ハナコさんとフェデラー(超有名なスイスのテニスプレイヤーから拝借!)さんの場合。
(ここでは日本人側だけ説明します。と言っても、うろ覚えなのでご参考までに・・・/笑)
1.Hanako Yamada
2.Hanako Yamada-Federer
3.Hanako Federer-Yamada
4.Hanako Federer

私たちは4を選び、私が彼の姓を名乗ることになりました。

これがスイスでの結婚の大まかな流れです。
私たちの場合はプロポーズから入籍まで20日間というスピードでした!!

たまたま先月、友人が自分の会社で私を雇うと言ってくれたので、
その為に戸籍謄本などは日本にいる両親に頼んで取り寄せていました。

まさかこの滞在中に結婚することになろうとは想像だにしなかったので、結構大変でした(笑)

そして、余談ですが、私たちの立会人をしてくれた友人の奥様が、
私たちを担当してくれたZivilstandsbeamtinと同じ学校の同級生でした!
縁は異なもの!!

スイスでご結婚予定の方、色々な書類は渡瑞までに是非ご準備下さい(笑)

少し前(随分前?)に『メガネ男子』って言葉、流行りましたよね?

最近、私のパートナー、『シャツ男子』なのです(笑)

自由な職業柄、夏はTシャツにジーンズ、冬はその上にパーカーなどなどを着込み、
どこにでも仕事に行っちゃいます。

一緒に暮らし始めるまで、彼のクローゼットには2、3枚しかシャツがなかった記憶があります(笑)
それが今は10枚以上に増えました・・・

私と食事に行く時はもちろん、友人と食事に行く時、ご両親宅を訪ねる時・・・
シャツを着て行くのが大のお気に入りになりました。

家族や友人たちから「今日すごくステキね♪」と言われるのが嬉しいようです(苦笑)
褒められると育つタイプのようです。
私と一緒(笑)

どうやら彼、「あれ、シャツって良いじゃない?」と思ってしまったようです(笑)

そんな訳で、一緒に出かけるとシャツを買います(笑)
シャツ選びは私に一任されているので、どうしても私の好きなストライプばかりになってますが。

着ると汚れます。
イコールお洗濯が必要です、もちろん。

こちらの洗濯機、日本の洗濯機みたいに『手洗いモード』なんていう素敵な機能がありません・・・
「『手洗いモード』スタート♪」で、柔軟剤まで入れて、
その上、デリケートな衣類にピッタリな脱水緩めにしてしまう日本の洗濯機。

ものすごく懐かしいです(涙)

ということで、シャツ類、全部手洗いでございます(また涙)

手洗い担当は、ワタクシです(またまた涙)

1枚1枚丁寧に洗って柔軟剤に浸けて脱水して干して、乾いたらアイロンがけ・・・。
悔しいコトに、こういう家事が得意なワタクシ。

まぁ、彼が満面の笑みで『ありがとう♪』と言ってくれるので良しとしますか(笑)

そんなコトを思いながら、今、シャツの手洗い洗濯中の日曜の昼下がりです。

そんな昼下がりのバルコニーから1枚・・・
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先日、『最近の楽しみ!』に書いたのですが、苺のワインを作りました。

と言っても、白ワインに苺とお砂糖入れただけなんですが(笑)
1週間ほど経ったので、ちょいと味見をしてみたところ・・・

スイートです。
食前酒にもってこいな感じです。

ゆっくり漉してから、レトロな感じが漂うビンに詰め替えました。

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漬け込み用のビンを彼のお母様からお借りしているので、
そのお礼に出来上がりを1本差し上げたいと思って、彼に見せたところ・・・

「来月、彼女の誕生日だから、プレゼントにどうかな?」

えっ、そんな・・・
安上がりすぎるんですけども(苦笑)

お誕生日プレゼントになるかはどうかは別にして、ぜひ貰って頂こうと思っています。

でも、こんなに簡単に出来るなら他のフルーツで作ったら、色とりどりでキレイなのでは!?
と、次はキウイで作ってみようかと算段中です。

今、通っている語学学校でのお話。

それは3か月ほど前、私が学校に通いだした頃のコト。
クラスメートの数が最初は8人ほどだったので、
「こじんまりしてて良い感じのクラス!」とパートナーにも報告していました。
でも、その後も少しずつクラスメートは増え続け、最大16人に!

クラスの最大人数は14人程度と聞いていたので、いくら何でも多すぎるでしょ!?と思い、
この状態が2、3日続くようなら、学校側と話をしたいと思っていました。
お金を払った以上、生徒である私たちには学ぶ権利はありますから。
生徒の人数が多ければ多いほど、先生がひとり当たりに割く時間も減る訳です。

そんな話を彼にしていたら、彼が言いました。
「学校はクラスを分けるとか先生を増やすとかっていう対策を講じる義務があると思う。
 Mikiが学校におかしいと言えないなら、僕が電話をかけて談判してあげる!」
彼もちょっと憤慨気味。

まさか保護者でもあるまいし、彼にそんなことをしてもらうのは本意じゃありません。
それにワタクシ、外国では大人しい思われている日本人とはちょっと違うタイプの、
ちゃんと自己主張できる日本人です(笑)
「大丈夫。自分で言えるから。」
当たり前です。大人ですから(笑)

そうこうしているうちに、生徒が減っていき、10人前後になりました。
学校側に掛け合うこともなくなり、平穏な毎日が過ぎて行きました。

「あぁ、やっぱりちゃんと権利とか考えて主張はきちんとするんだなぁ」というのが、
この件について、彼の態度についての感想です。
もちろん私も常識の範囲内で権利は主張させて頂きます(笑)

そんなクラスメートの中に、スイス人男性と結婚されている女性がいました。
2月も終わる頃、彼女が言います。
「今日ね、主人が来るの。」
「あなたを迎えに来るの?」
「ううん、授業料払いに来るの。」

学校へは4週間、8週間、12週間・・・と確か4週間刻みで払い込みが可能だった記憶があります。
ちなみに私の場合は、入国前に滞在許可を取る必要があったので、
24週間分の授業料は日本にいる時に払い込み済みでした。

どうしてご主人が来るかという彼女の話を聞いてみて、私たちはビックリしました。
ご主人は最初の4週間分は払ったそうです。
でも、彼女は当初から3か月間通う予定だと私たちに話していました。

どうやら2月は授業料を未払いのまま、学校に来ていたようです。
「その割にはあなた、いっぱい質問してたじゃない?」と
心の中で思ったのですが(私って器が小さいです/苦笑)、
きっと後から払えば問題はないのでしょう(笑)

でも、どうして未払いのまま在籍していたかという理由にビックリ。

ご主人は、もし最初から3か月分の授業料を払って通い始めたはいいが、
「良い学校じゃないと判断して、途中で止めたら先払いした授業料は返金しろ。」
と主張していたらしいのです。

「良い学校かどうかも分からないところに、どうして授業料を先払いしなければいけないんだ?」
というのが、彼女のご主人の弁。

もっともな気もしますが、この件で彼女のご主人は学校側とモメにモメて大変だったそうです。

それが語学学校であろうと大学であろうと、
授業料は先払いだと信じて疑わなかった私には、驚きの事件(?)でした。

これを聞いた時、「スイスの人って、意外や意外、ものすごく自己主張するんだ・・・」
と、かなり驚いたのです。

彼に話したら、「その人、すごく変わってるよ!スイス人がみんな彼みたいな考え方だと思わないで!」
と懇願されました(笑)

私の周りのスイス人の人たちは、彼も含め、こういう件に関してはとっても常識的な人が多いので、
私の中の『スイス人観』は変わることはありませんが、
やっぱりどこにでも少し変わっている人がいるのだということを学びました(笑)

国民性の違いではなく、個人の違いでした。

・・・というお話。

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