今日のごはん。

今日もスイス我が村地方は良いお天気!
聖金曜日の今日は祝日で、義母を招いての夕食。
この日はカトリックではお肉以外の物を食べるそうなので、
メニューは前から魚と決まっていました(笑)

アペロ:
じゃがいものスープ、スモークサーモン。
ソファに座って簡単に食べられるように、スープはコーヒーカップでサーブ(笑)
お写真はサーブする前にキッチンで。

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メイン:
フィッシュ・フォンデュ。
用意した魚介類は、タラ、マグロ、帆立貝柱、エビ、サーモン。

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合間に食べて口をサッパリさせるフルーツは、苺、キウイ、2種類のブドウを。
マッシュルームは生、ブロッコリーとグリーンアスパラガスは1分ほど茹でてあり、
どちらもお鍋の中に入れて調理して頂きます。
お店などでは野菜は付いてこないようです(笑)

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こちらはソース。
左奥がラムソン(ニラのような味と香りの春の野菜)入りソース、ごまドレッシング、
サンバルオレックを入れたソース。

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他のソースは、タルタルソース、わさび入りソース、そしてオーロラソース。
ごまドレッシング以外の5種類は、ベースはサワークリームとマヨネーズ。
小さな網に魚の切り身などを入れてブイヨンに入れ、引き上げてソースを付けて頂きます。
(ご興味のある方は、以前の記事をご覧頂けると嬉しいです)
ちなみにブイヨンには魚の臭みを消す為に、生姜とポロねぎをたくさん入れました。
もちろんポロねぎは美味しく頂きました!
お写真はすっかり忘れました(笑)

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本来なら、フィッシュ・フォンデュやフォンデュ・シノワ(お肉の薄切り)などには、
茹でたじゃがいもが付き物ですが、それでは日本人の私が作る意味がない(笑)
ということで、義母が日本の普通の家庭(私の両親宅です/笑)で初めて食べて、
「美味しい」と何度も言って感激してくれた五目寿司を用意。
具は、干し椎茸、自作の薄揚げ、人参、筍の水煮、カニかまぼこ。
乗せているのは、カニかまぼこを切って結んだものとグリーンアスパラガスの穂先。
母の五目寿司にはおじゃこや蓮根なども入っていますが、スイスでは買えないので・・・。

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義母も食べる量が減ったこともあって、たくさん残ってしまいましたが、
また明日以降、形を変えて頂く予定です。
ところで、私が結婚したのはごく普通の家庭で育ったスイス人ですが、
それでも例えば今日のように宗教的な通例(お肉は食さない)などは受け入れています。
自分流を通す事柄もありますが、「郷に入っては郷に従う」と言うように、
時には譲歩したり、譲歩してもらったり、そうして色々すり合わせて生活しています。
だから、某国の元お妃には賛同しかねます。
結婚した相手がプリンスだったのですから(笑)
一般人でも努力しているのだから、特別な方ができない道理がないのにな・・・と、
全くもって無関係の私が、魚料理を用意しながらあれこれ考えたのでした(笑)
何はともあれ、義母にも、もちろんパートナーにも大好評のフィッシュ・フォンデュ。
いつか機会があったら、レストランで「本物」を食したいと思います(笑)

今日も美味しく、そして有難く頂きました。

ごちそうさまでした!


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