そんなタイトルのTV番組を観ました。
私にもあります!

アメリカの小さな街に暮らしていたことがあります。
そこで、ご老人の為のデイケアセンターで、通って来られる方々のランチタイムに、
毎週2,3度、1時間ピアノを弾くというボランティアをしていました。
ランチタイムコンサートのようなものです。
そこには健康なご老人はもちろん、足が不自由な方、軽い認知症の方、
リハビリに耐えて病気から回復された方などなど、多種多様な方々がいらっしゃいました。
ある日、その中のお1人、お名前は忘れてしまったけれど、きれいな白髪でスレンダーな老婦人が、
ピアノを弾き終わった私に話しかけてくれました。
彼女は脳梗塞で倒れたけれど、リハビリをして元気になったと話してくれました。
「何か、困ったことや悩みはない?」
そう聞かれて、私は、若くもないからか、英語がなかなかうまくならないことが悩みだと答えました。
それを聞いて彼女は、
「私は脳梗塞で倒れてしまって記憶障害が残って、最初は話すことやABCの書き方も忘れてしまったの。
でも、努力して努力して、今は小説を書くレッスンに通っているくらいなのよ。」
ウインクしながら、そう話してくれました。
そして、私の人生を変える言葉を贈ってくれました。
"You can do whatever you want to do." (あなたがやりたいことは何でも出来るのよ)

それ以後、私は何か新しいコトを始める時に迷わなくなりました。
何かを始めない言い訳の、『でも』『だって』は封印しました。
自分の人生を決めるのは、自分自身だから。
人生を楽しむも、楽しまないも、自分の決断によるもの。
人生を楽しまなくちゃ!
その為に、私はまた興味のあるコトを見つけます!