LA VIE EN ROSE in der Schweiz

スイスの田舎在住のMikiと申します。 スイス人の夫と楽しむ毎夕食の記録・・・という地味なブログです。 毎日こんな景色を眺めて暮らしております。 過去記事から旅行記をピックアップして、新たに「旅行記」としてアップしていく予定です。

2010年03月

今日のイイコト。

素晴らしくキレイな夕焼けが見られたコト。
「キレイ」とか「美しい」とかそういう月並みな言葉じゃ、
この景色を表現するには全然足りないのですが、なんせボキャブラリーが貧弱なもので(苦笑)
日曜日からサマータイムが始まったので、日の入りが冬の間より時刻としては遅いのです。
外出先から帰った彼に、「夕焼けがキレイ!!」と言うと、
早速カメラを持ってバルコニーに走って来ました(笑)
私の腕では、自然の美しさを写真として切り取ることは無理ですが、
それでも一応挑戦してみました!

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不思議な色合いです。
この美しい景色を見られる環境にいること、そしてそれに気付ける心の余裕があることが、
実は一番幸せなことなのかもしれません。
そして、同じものを見て、同じように美しいと感じるパートナーといられることも、
もちろん幸せだと思います。

夕食が好評だったコト。
今日は忘れずに撮りました!!(笑)

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フライパンで作ったパエリアもどきです。
ここのところ過食気味だった(らしいです)彼から、
「夕食は軽めで!」と言われていたので、今日は野菜スープとパエリアのみ。
充分、重いかしら!?(笑)
私はテストのお勉強があり買い物に行っている時間もなかったので、
今日は冷蔵庫と冷凍庫にあるものでパエリア!
なので、ブロッコリーとかちょっとだけ残ってたツナ缶なんかも入ってます(笑)
前回のアドバイスを受け、今日は若干ブイヨンを濃い目に、
そしてちょっとパプリカも入れてみました。
この量、2人で食べきってしまったのですが、食後に彼が一言。
「Miki、軽めでって言ったのに、全然軽くない・・・」
「だったら途中でやめれば良いじゃない??」という私に、
「だって美味しいからやめられないんだよっ!!」と彼(笑)
1日食べ過ぎたくらい良いじゃないですか。
ね?(笑)

今日もイイコトがありました。

感謝です!

今日のイイコト。

授業が楽しかったコト。
水曜日に4半期毎のわりと大きなテストがあるので、今週はおさらいの週。
3か月で習った1冊分のテキストから出題されるのです(涙)
今週はテキストを使わず、先生が配布してくれるプリントで学習。
その中の1つが可愛らしいというか、面白いというか・・・(笑)
"Ich liebe ( ). Mein Herz gehört nur ( )!"
(「私(僕)は(   )を愛してる。私(僕)のハートは(   )だけのもの!」という感じです)
指示は"du(君)"で、これをカッコ内に合うようにして埋めよという問題。
DativかAkkusativか、非ドイツ語圏の人には非常にややこしいので、こういう問題もかなり大変!
ちなみに、Dativは与格(3格/~に)、Akkusativは対格(4格/~を)というらしいです・・・
「いうらしい」というのは、私はドイツ語をドイツ語と英語で勉強しているので、
こういう日本語の呼び名は調べて初めて知ったからなのです(笑)
この問題、正解は、"Ich liebe dich. Mein Herz gehört nur dir!"。
(私(僕)は君を愛してる。私(僕)のハートは君だけのもの!)
なのに、私は考えてしまいました。
「君を愛してる」は良し。
でも、果たして私のハートは「あなた」のものなのか!?
そして書いた私の答えは、"mir"。
これでは「私のハートは私だけのもの!」という意味になります(笑)
これを彼に話したら、ちょっとガッカリした感じで言いました。
「文法的には合ってるけど、Mikiって全然ロマンティストじゃないんだね・・・」
「じゃあ、あなただったらどう書く?」と聞いたら、
「うーん、きっと僕も『僕のハートは僕だけのもの!』って書くなぁ。」
・・・似た者同士です(笑)
こういう問題ばかりだとお勉強も進みそうなのですが、そう思うのは私だけかしら!?

夕食が好評だったコト。
またお写真忘れたのですが・・・(苦笑)
結構きちんとテスト勉強しているので、あまり時間がなく、焦りに焦って作った夕食はメンチカツ!
例のごとく、帰宅してまずすることは、冷凍庫からお肉を出すコト(笑)
今日も何も考えずにとりあえず出したのは、牛ミンチ。
彼が帰って来るまでに支度をしなければいけないのに、かなりギリギリになって重い腰をあげました。
ミンチだとついついハンバーグとかドライカレーになってしまう(汗)
今日はミートローフなんて作ってる時間はないっ!
ということで、とりあえずタネをこねたところで思い出しました。
「メンチカツがあるじゃないかっ!!」
と言うことで、本日のメニューはメンチカツでした♪
とんかつソースと粒マスタードをつけて頂きます。
彼にとっては初めてのメンチカツでしたが、すごく気に入ったようでした♪
ちょっと多めに作りすぎてしまったので、明日のサンドイッチにしようと思います!

今日もイイコトがありました。

感謝です♪

お写真は毎度おなじみ、バルコニーからの景色。
今日は強風で、空気も澄んでいたので、遠くの山まで見えました!
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今日のイイコト。

ランチが楽しかったコト。
今日は、彼のお父様のお誕生日を祝うランチにお呼ばれしました。
山の中腹にあるこじんまりとしたレストランで、家族全員が集まってお祝いしました。
彼のきょうだいもそれぞれ家族やパートナーを伴って、参加。
もちろん私も呼んで頂きました
家族全員からの寄せ書きのようなものを作り、贈りました。
彼は4人きょうだいなのですが、
今月末にリタイアされるお父様へのお誕生日とリタイアのプレゼントは、
シーズン毎にきょうだいが順番にご両親を素敵な場所へ連れて行くというもの。
ありきたりではないプレゼントって良いなぁと思いました!
大人はワインで、キッズはオレンジジュースで乾杯し、お父様のお誕生日お祝いのスタート!
こちらでは乾杯する時に、ひとりひとり名前を呼んで乾杯します。
「Miki、乾杯!」というように。
そしてパートナーとは乾杯の後、キスするのが通例ですが、
今日はご両親がみんなの前でキスしているのを初めて見ました!
仲睦まじい感じで素敵でした。
今日は彼の一番小さな甥っ子ちゃん(4歳)とも会話が成立し、ちょっと嬉しかったです(笑)
お食事が終わってパズルをしていた彼に、「これは角っこじゃない?」と聞くと、
「これは合わないの!」と可愛らしい答が返って来ました。
大人は私のドイツ語を「分かろう」として下さいますが、子供にはそんな気遣いはありません(笑)
私の拙いドイツ語が甥っ子ちゃんに通じた瞬間、心の中で小さくガッツポーズです!!
そんな甥っ子ちゃん、隣の部屋で演奏されていたスイス民謡がいたく気に入ったようで、
1曲終わるごとにきちんと拍手していました♪
微笑ましい光景でした!

今日もイイコトがありました!

感謝です♪

お写真は昨日ご両親が持ってきて下さったチューリップ。
種類の違うチューリップが咲き乱れています!
アレンジメントがひどいのは、私のせいです(苦笑)

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そしてこちらは、私が買ったもの。
彼は、ご両親には「僕が買ったと言ってくれ!」と言ってました(笑)

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ちゃんと彼の言う通りにしてあげました!
優しいパートナーですよね、私(笑)

今日のイイコト。

日中はゆっくり出来たコト。
朝から彼は取材で留守。
お昼頃一度戻って来たものの、20分ほどで次の取材先へ出かけていきました。
私は友人にメールをしたり、ちょっとお勉強したり、食材の買出しに出たりして過ごしました。
気温はそんなに高くないけれど、日差しの気持ちよい日。
老若男女問わず、大勢の人がお散歩していました。
時々、インラインスケートを履いて乳母車を押しているママさんがいたり、
アイスクリーム舐めながらスケボーで移動している少年がいたり、
ちょっとビックリすることもあります(笑)
それもこれも、のどかな村だから出来ることなのでしょうが・・・(笑)

彼のご両親とご両親の友人ご夫婦が来られたコト。
彼らはカードゲームの仲間なのです。
私はルールが分からないので不参加。
おつまみを用意して、ワインを飲みながら、
カードゲームをしている横でピアノなんぞ弾いておりました(笑)
今日のおつまみは、スタッフドマッシュルーム、セロリのマリネをスモークサーモンで巻いたもの、
ツナペーストを塗ったパン、アボカドのディップ。
皆さん夕食を済ませてこられるとのことだったので、軽めのものにしました。
1時間ほど経って、ピアノを弾くのに飽きたので(笑)、
椅子を彼の横に運びゲームの様子を観察してみました。
「こんな感じ?」とは想像はつくものの、よく分からないゲーム。
すごい早さでゲームが進んで行くので、私には到底参加できそうにありません(笑)
それに、日頃は穏やかな皆さんが、負けるととっても悔しそうに何か言ったり、
エキサイトするとテーブルを叩いたりされるのが、私には面白かったです(笑)
私は参加できないし、他にすることもないので、皆さんにワイン注いだりコーヒー入れたり、
ちょっと甲斐甲斐しく働いてみました(笑)
そんな様子を見て、彼のお母様は彼に一言!
「あなた、まさかいつもMikiにこんなことさせている訳じゃないでしょうね!?」
彼は必死になって弁解していました(苦笑)
日本だったら、「あら、気が利くお嫁さん(ガールフレンド)だこと」って思うオバサマ方も
いるかもしれませんが、こちらではそんなことはありません。
何かが欲しければ、自分でやる。もしくは誰かに丁重に頼む。
彼はもちろん私にお給仕を強要した訳ではないので、私は全く気にしていませんでしたが、
彼のお母様がそう言って下さって、とても嬉しく思いました♪
ところ変われば・・・という感じですね(笑)

今日もイイコトがありました。

感謝です!

今日のイイコト。

ごはんが美味しかったコト。
いつもごはんネタばかりのような気がしますが・・・(苦笑)
私はいつも朝6時過ぎに朝食を済ませ、10時半頃コーヒーを飲み小さなクラッカーを食べ、
12時もしくは1時過ぎに電車の中で小さなサンドイッチを食べるのが日常。
金曜日は彼の休養日(休業日?)なので、出来るだけ早く帰って一緒に過ごします。
今日は授業が終わって家に着いたのが1時過ぎ。
いつもなら2時か3時頃におやつとして果物を食べるのですが、
今日は彼がまたまた欠食児童のようだったのです。
「今日5時頃から取材に出るんだけど、4時頃にごはん食べたい!お腹空いた!」
えっ!?
4時にごはん?
遅いランチなのか、早すぎるディナーなのか(笑)
私も空腹だったので、4時にごはん、頂きました(笑)

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鶏のクリーム煮です。
白くてなんだか分からないですよね(苦笑)
鶏に塩・胡椒をして小麦粉をまぶして焼き、空いた場所で玉ねぎとマッシュルームを炒め、
全部混ぜて牛乳を注ぎ、牛乳が温まった頃に味を見ながら塩・胡椒。
今日はパスタと一緒に出そうと思って、お湯まで沸かしていたのに、
料理が出来上がる頃に気付きました。
「はっ!!パスタ茹でるの忘れた!」
彼が大笑いしてます。
「Mikiがごはんの何かを忘れるなんてどうしたの!?食いしん坊なのに(笑)」
えぇ、えぇ!仰る通りでございます。
食いしん坊なのにね(笑)今日はボーっとしていて忘れました・・・
そこで彼が小さな広場のお向かいにあるパン屋さんへ走ってくれました。
持つべきものは腰の軽いパートナーでございます(笑)
パンをちぎってソースをお皿から拭い取りながら、キレイに頂きました。

今日もイイコトがありました!

感謝です。

今日は雨模様。
いつもと同じアングルでお写真を撮りました。
毎日同じ場所なのに、毎日違う顔を見せてくれるのです。

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贅沢な毎日です。

以前、スイスのいろんな事情に詳しい女性にお会いしたことがありました。
年齢は50歳くらいだと思います。

初めはお話は楽しいし、とてもチャーミングな女性だと好感を持ったのですが・・・
話題が私のパートナーになった時、私は質問攻めにあいました(苦笑)

「何してる人?」
「髪は何色?目は?」
「背は高い?」
「大学はどこ?」

などなど。
最初は、彼女の身内や友人と私のパートナーとの共通点を見つけて、
話を広げる為にそんな質問をされているのだと思いました。

そして彼女が言いました。
「彼の行った大学ってものすごく難しいので有名なのよ?知ってる?」

実は私はパートナーが大学を卒業していることは、付き合い始めてからかなり後で知りました。
「あら、大学出てたのね~」くらいなもんです(笑)
彼はすごくスポーツ好きなので、勉強はあまり好きじゃなかったに違いない!
と勝手に決めつけていました(笑)
失礼極まりないのですが・・・(汗)

それに、共通の友人からも私のパートナーが優秀だったなんて話を聞いたコトもありませんでした。
ものすごくイタズラな少年だったから、学校では有名だったという話は聞いていましたが(笑)

だからその大学が有名なのか優秀なのかも知りませんでした。

そして彼女から、さらにまた質問されました。
「彼は何年で卒業したの?」

質問の意図が分かりません(笑)
大学ってたいてい4年で卒業できるものじゃないの?
それともスイスの大学はもっと長いのかしら?

そう思いながら答えました。
「4年間通ったって言ってたので、4年で卒業したんだと思いますけど・・・」
珍答を返す私に、彼女は言葉を被せるように言います。

「あそこの大学は4年で卒業するのも難しいのよ!優秀な人だって留年するんだから!」

「はぁ、そうなんですか~。知りませんでした。」とワタクシ。

「背は高いし金髪、職業はカッコイイ、しかも優秀・・・。」
彼女は続けます。

そして彼女は私が彼女に対して好感を持ったことを後悔する一言を放ちました。

「日本人が付き合いたい外国人そのものじゃない?あなた、良いのをつかまえたわね~!」

『つかまえた』って・・・!!

彼はてんとう虫でも金魚でもありませんっ!!(怒)

「ホント、彼は三高ね!」

・・・。
イマドキ、まだこういう価値観を持った人がいるコトに私はビックリしました。

そりゃあ私だって優秀な人は好きだし、パートナーが尊敬の対象であることは嬉しいコトです。
外見だって、私より背が高いとイイなぁとか、結構な大人になってからもそう思ったりします(苦笑)
別にパートナーは外国人の方が良いとか、そんなこともどっちでも良いのです。
ただ、好きになった人が外国人だっただけのコト。

この後、私は無性に悲しくなり、一刻も早く彼女と別れたいと思いました。
「また会いましょうね~」と言って下さったこの方には、連絡もしていません。
これって不義理なのかしら!?

今日のイイコト。

ゆっくり映画を観たコト。
今日はパートナーが夕方から夜中まで外出。
私は軽く夕食を済ませて、テレビの前に陣取りました!
そして録画しておいた『ロード・オブ・ザ・リング(二つの塔)』をゆっくり観ました♪
彼はこの映画のようなファンタジーが苦手なので、1人で観る機会を待っていたのです(笑)
1度しか観ていないはずなのに、ずっと以前に本を読んだことがあるせいか、
分からないはずのドイツ語でもストーリーが分かる!(笑)
人間が日常的に得る情報の80%程度は視覚からと聞いたコトがある気がしますが、
やっぱりその通りで一度観て情報として脳にインプットされたものは覚えているのかもしれません。
この映画は長いので、途中で止めようと思ったのにやめられないっ!
結局11時過ぎまでテレビの前のソファにだらしなく座ったまま過ごしてしまいました(苦笑)
早く続きが観たいのですが、日曜日に放映される最終話を録画してから観るので、
たぶん来週後半になりそうです(笑)
来週半ばには大きなテストがあるので、それが終わった後のお楽しみとして取っておきます!

友人とお茶したコト。
先週末が最後だということで、わざわざケーキまで用意して学校に持って来てくれた一番の仲良し。
彼女から月曜日にメールをもらいました。
あまり詳しいことは書かれていなかったけれど、大変なようだったので、電話しました。
その時に「もしかしたら水曜日辺りから学校に戻るかも」という話を聞いていたのでした。
そして、今日から彼女が復活!!
帰りにちょっとだけお茶を飲んで帰りました。
こうやって誰かと一緒にお茶を飲んでお喋りできるのって嬉しいコトです。
彼女はスイスにご主人とご主人の友人以外、知り合いがいないのです。
お手伝いさんや運転手さんが大勢いるお家で育った、とても育ちの良い彼女から、
私はいつもスマイルの大切さと、優しさを学んでいます。
彼女は人を疑うとか、人を傷つけるとか、人を騙すとか、
そういうネガティブな感情は一切持っていないように見えるのです。
私から見れば、天使のような女性なのです。
そんな彼女が「Mikiはいつも私に心の平安をくれる」と言ってくれました。
とても嬉しい言葉で、感激してしまいました。
彼女のように人に何かを「与える」コトを知っている人間は、そうそういないと思います。
お互い遠い国で出会ったのもご縁。
大切にしていきたいと思います。

今日もイイコトがありました。

感謝です!

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