LA VIE EN ROSE in der Schweiz

スイスの田舎在住のMikiと申します。 スイス人の夫と楽しむ毎夕食の記録・・・という地味なブログです。 毎日こんな景色を眺めて暮らしております。 過去記事から旅行記をピックアップして、新たに「旅行記」としてアップしていく予定です。

2008年10月

朝、窓を開けるとひんやりとした空気が入って来て、嬉しいです(笑)

今頃から3月末くらいまでが、大好きな季節!
特にクリスマス辺りまでの、寒くなって行くカンジ、
そして街中がふわっとした雰囲気に包まれる時期が大好きです。

家にいても季節を感じられるように、出来るだけ季節のものを飾ったりしますが、なかなか・・・
(季節のものはたくさん食べますが!/笑)

私の母は、季節感をとても大事にする人なんです。

イベント毎のデコレーション(?)もきちんと。
鏡餅を飾り、お雛様を飾り、兜を飾り・・・1年の最後はクリスマスツリー!

そんな中でも、雪が降ると思い出すことがあります。
あれは、私がまだ中学生だった頃、私の育った街では珍しく雪が積もりました。

その日、何かを取り出そうとして冷凍庫を開けてビックリ!

そこには、雪で作ったウサギが・・・!
目は南天の実で、可愛らしく彩られていました。

「それ、触らないで!」と母。

一体なんでこんなにたくさんのウサギを作ったのか訊いてみると・・・
「だって、ご近所に差し上げるから。」

えっ!?

雪のウサギですよ?
ウサギ・・・。

母は嬉々として雪ウサギをお盆に載せて、耳に見立てた葉っぱを雪ウサギに挿して、
ご近所の仲良しさんのお宅へそれを持って行きました。

あのぅ、雪が降ったのは、我が家の庭だけじゃないんですけど。。。

風流と言いましょうか・・・(苦笑)

そして1羽残った我が家の雪ウサギは、少しずつ小さくなっていきながら、
暖かくなるまで冷凍庫に鎮座していました。

まぁ、そんな母の影響もあって、季節を感じることは大事だなと、
大人になってから思う今日この頃なのでした。

さすがに私は雪が降ってもウサギは作りません・・・。

雪が降ると、嬉しくてとりあえず外に出てみますけど(笑)

またまた絵本。
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と言うか、飛び出す絵本(?)
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本を開くと壁が起き上がり、4つのパートになります。
エントランス、庭、ダイニング、ベッドルーム。
上の写真はダイニング部分。

小さい頃から飛び出す絵本が大好きでした。
好きだったのは飛び出す絵本だけではありません。
ブロックで作った家、リカちゃんハウス、ドールハウス。。。

自分がもし小さくなって中に入れたとしたら、中から見たらこういう景色だろうと想像したり、
リカちゃんハウスの背景に描かれた階段の向こうはこんな感じだろうと空想したりすることが、
大好きでした。
リカちゃんには興味を示さない変わった子供でした(笑)

日本の絵本にも、こういうものはきっとあるんでしょうけど、
アメリカの本って子供心をくすぐります。

・・・私は大人になってから買いましたけど(笑)

以前、バスソルトについて書いたのですが、今回もお風呂がらみ。
http://blogs.yahoo.co.jp/miki7jp/1811794.html

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我が家のお風呂。
マンションなんですが、窓があるんです。
小さな緑と、エッセンシャルオイルを置いてあります。

お気に入りのバスソルトに、これまたお気に入りのエッセンシャルオイルを数滴。

そして、キャンドルを灯して、湯船に浸かります。

・・・至福のひととき!


時々、電気を消して、キャンドルの光だけで入浴します。
そして、得意の妄想。


・・・もしかして私って暗いですか?(笑)

先日、電車の中でとっても面白いことが!

5歳くらいのちょっとおしゃまな感じの女の子が、一緒にいるお母さんに向かって言いました。
窓の外を見ながら。
「ねぇ、ママ。私、早く大人になりたいよ~」

周りにいる私たち大人は、ほぼ全員が一斉に彼女を見ました。

そこで落ち着き払った彼女のお母さんが一言。
「あのね。大人って大変なのよ?」

おそらく周りの大人たちは全員聞き耳を立てていたと思います(笑)

女の子は訊きました。
「大変?どんな風に?」

そこで、お母さんは全く動じずに続けました。
「あのね、いい?
 疲れた~って言って、あなたみたいに『抱っこして~』って言っても誰も抱っこしてくれないし、
 会社に行かなきゃいけないし、ごはんも作らなきゃいけないし。
 とにかく、色々と大変なんだからっ!」

お母さんの心の叫びかしら・・・(笑)

その後、女の子はキッパリ言いました。
「でも、私は大人にな、り、た、い、の!」

個人的には、どうしてそんなに大人になりたいのか、訊いてみたかったです(笑)

それにしてもあの動じなかったお母さんもスゴイなぁ・・・

『両手を広げて』『心から喜んで』という意味。

"Open Arms"という素敵な曲もありますね。
(こちらは映画「海猿」の主題歌ですね)

去年、「アメリカのママ」と呼んでいる友人を訪ねた時、
彼女の新しいパートナーも、空港で熱烈歓迎してくれました。
両手を広げて私を迎えてくれ、そして思い切りハグしてくれました。
そのおかげで、コンタクトがずれたくらい(笑)

ああやって両手を広げて「いらっしゃい!」って迎えてもらえて、本当に嬉しかったです。

両親の家に行くと、近くに住んでいる小さな姪が訪ねて来ます。
年に数回しか会えないので、彼女に会うのはとても楽しみ♪

彼女は玄関を開けた瞬間から私の名前を何度も呼んで、「ねー、どこ~?」と言いながら、
走って私に会いに来てくれます。
その時、私が両手を広げて待っていると、そこに彼女が飛び込んで来る。
2人で思い切りハグします♪

彼女は、何の疑いもなく、私の腕に飛び込んで来るんです。
それがとても嬉しい。

誰にでも、そうやって受け止めてくれることを信じて飛び込める先があれば良いですよね。
パートナー、両親、恋人、友人。。。

私はいつも両手を広げていたいと思います!

誰にでも、って訳にはいかないですけどね・・・(笑)

私、きっと多すぎるんです。。。興味の対象が。

だから、どれもモノにはならない(笑)

小さい頃から、『80点』で良いから、1つでも多く何かが出来る大人になる!を目指していましたが、
それが裏目に出たと言うか・・・(笑)

完璧な器用貧乏です。
残念っ!

わりと何でも出来るけど、パーフェクトなもの、プロフェッショナルと呼べるものはない。

語弊があるのですが、何でもやり始めるとわりとすぐに出来るようになってしまう。
格好がついてしまう、っていうのか。
コツを掴むのが早いみたいです。

でも、その後の努力をしないから、ずっと80点のまま(笑)

大人になってから、これではいけないと気付いたので・・・
今年になって始めたJazz Vocalだけは、努力を怠らないようにしようと、心に決めました。
あまりに出来なくて、沈むこともありますが、
でもこれを乗り切らないと未来はやって来ない!そう思って頑張りたいです。

自信を持って歌えるようになった時、私の人生がLa vie en roseになるかも!?

先は長い・・・!

Matthew Cookというイギリスの方の本です。

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彼の絵を初めて知ったのは、あるカード会社のカレンダー。
もう10年以上も前でしょうか。

壁にカレンダーを飾る趣味のない私ですが、このカレンダーは例外でした。

次の年になっても、カレンダーを捨てられずにいました。
さすがに飾ってはいられないので、絵の部分だけをキレイに切り取って、
クリアファイルに保管しておきました。

そして、意を決してカード会社に電話し、
Matthew Cookという人が画集を出していないか調べて頂きました!
残念ながら、その時は分からなかったのですが、手を尽くして調べに調べ、
やっとこの本"The British Season / A Celebration Of Summertime Entertainments"を手に入れました!

我ながら、しつこい・・・(笑)

この本は、そのタイトル通り、夏の間に行われるイギリスでのいろんなイベントが描かれています。

こちらはロイヤル・アスコット競馬。
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絵と共に、イベントの説明文もあり、読み応えもあります。
(英語なので、ちゃんとは読んでないですが・・・笑)

絵のタッチが柔らかくて、色が美しくて、眺めていると気持ちが優しくなるのが分かります。

Matthew Cookさんって、優しい男性なのだろうなぁ、と思ったりして・・・(笑)

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